入社後一定の期間が経過した中堅社員は、現場の中核的存在として活躍する層です。ある程度経験を積んでいるため企業からの信頼も厚く、仕事を任せられることも多いですが、実はこの現状が中堅社員のスキルアップを阻む要因となっています。
一般的な傾向として中堅社員はさまざまな仕事を任されるため業務量が非常に多いうえに、後輩の指導や育成、現場リーダーとしてのマネジメント業務も加わります。それゆえ自分自身のための時間を十分に確保できません。
また中堅社員は知識やスキルの土台が形成されているため、企業は手厚いフォローをしなくてもよいと考えてしまいがちです。実際に中堅社員研修を実施している企業は全体の約3割というデータもあり、これは新入社員研修の実施率8割以上等と比較すると非常に低い水準となっています。
このような背景から、中堅社員はスキル習得の時間や場がほとんどないにも関わらず、現場のプロフェッショナルとして大きな成果を期待されています。プロフェッショナルとしての成長と活躍のためには、各分野における専門的かつ実践的な知識・スキルの継続的な学習が必要です。そのために企業は新たなインプットの時間と場の提供を行い、中堅社員が自らをコアビジネスパーソンであると強く意識できるようフォローする必要があります。
中堅社員は専門的な知識・スキルの習得により、プロフェッショナルとしてビジネスの中核を担う存在になることができます。またプロの視点をもつことで、トラブルのリスク回避や後輩の育成などの場面でも頼れる存在となり得ます。
ライトワークスが開発した中堅社員向けeラーニングコースでは、MBAのエッセンスを詰め込んだハイレベルなコースから、金融業界やグローバル企業に特化したコース、さらには、コンプライアンス分野に特化したコースなど、幅広い知識、スキルを身につけられるラインナップを展開しています。
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