「我が社でも海外研修を考えているが、どんなプログラムを選べば良いのだろうか」

グローバル化が加速する現在、日本企業にも、海外拠点を増やしたり、外国人労働者を採用したりする動きが出ています。海外で活躍するグローバル人材の確保は、企業にとって重要な経営課題のひとつです。

グローバル人材の確保には、「人材の育成」とすでにスキルのある人材の中途採用」がありますが、組織全体のグローバル化を図り、中長期的にグローバル人材となり得る人材の母集団を作るという点からは、「人材の育成」が合理的です。しかし、いざ人材育成に取り組もうと海外研修に目を向けると、種類が豊富でどれを選択すれば良いのか迷う方も多いのではないでしょうか。本稿では、海外研修の概要や種類、研修効果を高めるポイントについてお伝えします。

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海外研修とは?

グローバル人材育成に不可欠な教育

グローバル化の進展とともに、企業においても海外展開に必要な知識やスキルを持つ「グローバル人材」が必要となりました。その育成にはいくつか手法がありますが、語学力のみならず国際感覚や日本では得られない知見を得られることから、多くの企業で導入されてるのが海外研修です。

採用戦略としても有用

また、採用戦略としても海外研修は有効です。例えば、「入社3年目で海外短期留学」、「新人研修で海外派遣」など若手社員向けの海外研修制度を設けている企業は、採用段階からグローバル意識の高い人材を集めることができます。こうした取り組みは、グローバルビジネスを担う人材の母集団を形成するのに有効です。

ただし、海外研修には高額な費用がかかりますし、不在期間中の現場のリソース調整も必要です。万が一でも帰国直後に退職されてしまった場合、費用を回収できない事態にもなりかねません。こうしたリスクを想定し、あらかじめ社内制度を整えるとともに、研修目的に適した人材を選ぶ必要があるでしょう。

日系企業での海外研修の導入状況

日本在外企業協会の調査によると、海外研修制度(海外業務研修、語学研修、海外留学制度)はコロナ禍以降も一定の企業が引き続き導入しており、需要と関心の高さがうかがえます。

【グローバル人材育成のために企業が導入している制度】

グローバル人材育成のために企業が導入している制度

一般社団法人日本在外企業協会「第11回 日系企業における経営のグローバル化に関するアンケート」,p11,を元にライトワークスにて作成,https://joea.or.jp/wp-content/uploads/survey_globalization_2020.pdf(閲覧日:2023年6月9日)

また、日本政府がコロナ水際対策を段階的に緩和して以降、海外留学の申し込み件数がコロナ禍前の水準以上に回復しているというデータを発表している企業もあります。学生だけでなく社会人の留学数も増えていることから、今後企業でも海外研修制度のさらなる伸長が予想されます。

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目的別・海外研修の種類と具体的なプログラム

一口に「海外研修」と言っても、語学を学ぶだけではありません。その目的に応じて多様な選択肢・さまざまな種類があります。具体的なプログラムを見ていきましょう。

一般的な海外研修としては、アメリカや北欧での海外MBA留学・語学留学や、海外拠点への出向などが挙げられます。その他にも、他企業でのインターンシップや新興国でのフィールドワークを中心とするものなど様々な種類があり、期間も数週間~数年まで多岐に渡ります。目的別のプログラムは次の通りです。

「グローバルリーダーの育成」を目的とした研修

グローバル事業をリードする社員の育成を目的に、グローバルビジネススキルを習得させる研修です。既にビジネスレベルの英語力を有しており、リーダー候補・将来の経営幹部候補となる社員が受講対象となることが一般的です。

主なプログラム

  • ビジネススクールでのエグゼクティブエデュケーション(短期経営者教育)
  • 海外MBA留学
  • 海外ビジネススクール主催のプログラム

海外のビジネススクールや大学へ留学し、世界でも通用するビジネススキルを習得する研修です。

世界レベルの教育を受けるだけでなく、各国のビジネスパーソンとの交流を通して企業の成長をけん引する社員を育成します。

「将来の海外赴任候補者となる若手の育成」を目的とした研修

将来、海外赴任し現地で活躍する社員候補の育成を目的とした研修です。今後のキャリアで海外赴任が考えられる若手社員が受講対象となります。

主なプログラム

  • 自社海外拠点でのトレーニー制度
  • 海外グループ会社でのビジネス体験
  • 現地企業でのインターンシップ
  • 新興国NPOや現地企業と連携したミッション遂行型プログラム
  • 海外現地法人の視察

自社の海外拠点などへ赴き各地でのビジネスにかかわることで、海外での業務を具体的にイメージしやすくなります。

また、海外で働く上で活かせるチャレンジ精神や考察力を鍛えることができます。新天地でも自らビジネスを切り開いていく力を養う効果が期待できます。

業務で必要になる語学力を向上するための研修です。

学生時代などに外国語を学習していたとしても、海外の方とのコミュニケーションでは上手くそのスキルを活かせないということも少なくありません。社員に実際のビジネスに活かせる語学力を身につけさせることで、グローバルビジネスに対応できる体制を整えます。

主なプログラム

  • 語学学校での留学
  • 大学、大学院での短期留学
  • ホームステイ

海外の語学学校で生の外国語を学ぶことで、海外拠点との業務に必要な語学力の習得を目指すことができます。また、海外の方との交流を通して、受講者の異文化理解が進む効果も期待できます。

このように、語学留学からグローバルリーダー向けの研修に至るまで、海外研修には豊富なプログラムが揃っています。自社の状況と照らし合わせて最適なものを選択しましょう。

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企業にとっての海外研修のメリット

​グローバルな視野の獲得

海外研修は、社員に多様な文化と価値観に触れる機会を提供します。

異なる環境での経験は、社員の視野を拡大させ、新たなアイデアや解決策を生み出す能力を養います。

これにより、社員は自社のビジネスを国際的な視点から考えることが可能になり、グローバルな市場で競争力を持つ企業へと導く一助となるでしょう。

​言語スキルの向上

海外での生活やビジネス交流を通じて、社員は新たな言語スキルを磨くことができます。

これにより、社員のコミュニケーション能力が向上し、多国籍企業でのビジネスやグローバルなプロジェクトに対応できるようになります。

言語能力の向上は、ビジネス交渉やパートナーシップの構築においても大きなアドバンテージとなります。

​異文化間コミュニケーション能力の強化

海外研修は、社員間の絆を深め、チームワークを強化する効果的な手段です。

共に新たな環境に適応し困難を乗り越える経験は、社員同士の信頼関係を深め、より強固なチームを形成します。

こうした経験は、社内の協力体制を強化し組織全体の生産性を向上させることに貢献するでしょう。

​自立心と自己成長の促進​

海外研修を通じて、社員は新たな挑戦を経験し、困難を乗り越える経験をします。

これにより、社員の自己成長が促され、自信が向上します。これは、ビジネスの場だけでなく、個人の生活にもプラスの影響を与えます。

仕事に対する意欲やモチベーションを高め、社員のパフォーマンスを引き上げる要因となります。

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企業における海外研修のデメリット

コスト面の課題

海外研修は、飛行機代や宿泊費、現地の講師費など、国内研修と比較してコストが高くなる傾向があります。

そのため、予算面での調整が必要となり、企業の財務負担が増大する可能性があります。

言語の壁

海外研修では、現地の言語に対応できないと、意図した教育効果が得られない可能性があります。

通訳を利用する場合も、研修の質を維持するための十分な対策が必要となります。

事前にある程度の語学研修をおこなっておく、一定レベルの語学力がある人材を選抜するなどの対応が必要となるでしょう。

保健・安全面のリスク

海外に出向くことで、異文化ストレスや病気、犯罪など、参加者の安全確保が課題となります。

これらのリスクを最小限に抑えるための対策が求められます。

組織内での格差

全員が海外研修に参加できるわけではありません。そのため、組織内に格差や不平等感が生じる可能性があります。

社内のモラルに影響を及ぼすこともあるため、参加しない社員も納得できるような人材選抜が求められます。

研修内容の継続性

研修は一時的なものではなく、学んだことを日々の業務に活かすための継続性が求められます。

海外研修の経験を現地に留まらず、日本での業務にも活かす方法を見つけることが重要です。

海外研修の費用の目安

費用はプログラムによって異なりますが、例えば3カ月の語学研修をする場合、アメリカで100万円前後、ニュージーランドで60万円前後かかります。リーズナブルに語学力を強化したい場合は、フィリピンやシンガポールなどアジア圏を選択すれば、3カ月40万円前後で学べるプランもあります(ビザ代、航空券などの諸経費は別途必要)。

その一方で、海外MBA留学は専門性が高く期間も長期にわたるため、費用が高額となります。アメリカのハーバード・ビジネススクールの場合、学費だけでも2年間で1,000万円($73,440)に上ります。 [1]

海外研修を受ける人材選抜のポイント

選抜型の海外研修をする際は、選抜基準と人選が重要となります。細かい選抜基準は各企業の状況によって変わるものの、共通してポイントとなるのは次の2点です。

多角的な視点で選抜する

選考の際は、実務の評価だけでなく、「その過程においてどのような行動・チャレンジをしているのか」、「仕事への姿勢や部下育成に対する意欲はどうか」など、将来のポテンシャルも加味すると良いでしょう。そのためには、保有スキル、上長の推薦、日頃のプロセス評価、周囲からの360度評価など、多角的な視点が必要です。

本人の意思を確認する

選抜基準を見直し、ポテンシャルのある優秀な人材を選んでも、本人にやる気がなければ研修効果は薄れてしまいます。例えば、「そもそも自分はリーダーになりたいと思わない」と考えている人にグローバルリーダーの研修をしても、狙い通りの成長は見込めないでしょう。「やらされ感」が出てしまったら、他の受講者の士気にも影響しかねません。こうした事態を防ぐため、選抜研修の対象者には必ず面接をして意欲や動機を確認し、最終的に「自分の意思で参加を決意する」というプロセスを設けることが重要です。

このように、選考において「多角的な視点での選抜」と「本人の意思確認」を意識すると、候補者の資質や個性がより具体的に見えてくるでしょう。また、事務局との直接的なコミュニケーションは、研修に向けたマインドセットや、研修後のビジョンの共有にも役立ちます。先に挙げた退職リスクも自ずと軽減されるでしょう。目的は研修そのものではなく、自社ビジネスの担い手を育て、世界で戦っていくことにあるのです。

グローバルマインドを高める「実践型」海外研修とは?

近年、グローバルリーダー育成の一環として、受け身の座学ではなく「アクションラーニング型」と呼ばれる実践的なプログラムが注目されています。

例えば、新興国で現実に起きている課題をケースとしてその解決に取り組むグループワークや、現地企業や大学との交流をしながらミッションを遂行するプログラムなどが挙げられます。海外研修にアクションラーニングの要素を盛り込むことで、次のような効果が期待できます。

実践型(アクションラーニング型)海外研修の効果

  • 与えられたミッションに対して、成果にコミットして最後までやり切ることで、海外で「何とかやっていける」という自信を持つ
  • 現地のさまざまなステークホルダーの協力が必要なミッションを通じて、単なる語学力にとどまらない、総合的なコミュニケーションスキルを体得する
  • 慣れない環境で未経験のミッションに取り組み、その中で自ら計画・意思決定する機会を持つことで、不確実性の高い(リスクの大きい)状況に対応するスキルを習得する
  • 受講者同士が密なコミュニケーションを取ることで、チームの関係性が向上するのを体感する。帰国後も部署をまたいだ強固なつながりを実現する

帰国後は現地で経験したこと(例えば、外国人とのコミュニケーションや危機管理など)がどのような意味を持つのか、ディスカッションを交えて振り返ることで、学びを深めることができます。

海外研修を成功させるには

海外研修前後のサポートが効果を高める

現地での体験はそれだけで何にも変えがたい価値があり、大きな成長が見込めますが、渡航前後のOff-JTによって学習効果をさらに高めることができます。アクションラーニング型の海外研修を例に見てみましょう。

アクションラーニング型が意外研修のプログラム例

(1) 出発までの準備(Off-JT)

論理的思考やEQのアセスメントを受講したり、eラーニングでグローバルビジネスに関する知識を習得したりします。訪問企業のリサーチなど、事前課題が出る場合もあります。

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(2) 現地での体験(Off-JT/OJT)

企業訪問や大学でのプレゼンテーションなど、現地でのプロジェクトに取り組みます。

(3) 振り返り(Off-JT)

帰国後は、ディスカッションで成功や失敗の振り返りをして理解を深めます。また、論理的思考やEQのアセスメントを再受講し、帰国前との変化を確認します。

このように、出発前に日本で事前学習をしておくことや、帰国後に成功や失敗の振り返りをして経験を「ナレッジ」に昇華することによって、現地での学びをより深いものにすることができます。

上掲のプログラム例をみると、学習の種類や手法が多様で、複雑な印象をもたれるかもしれませんが、このあたりの負担はICT [2]の活用によって軽減できます。すなわちeラーニングによる学習やアセスメントの実施、オンラインによるレポート提出などです。また、統合型学習管理システム(LMS:Learning Management System)を導入することでこれらの管理を一元化することが可能です。必要に応じて検討してみると良いでしょう。

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企業による海外研修の実施事例

海外研修の概要や実施方法について解説してきましたが、実際にはどのように実施されているのでしょうか?

企業における実施事例を併せて紹介いたします。

キヤノン株式会社

カメラやプリンターなどの光学機器からビジネスソリューションまで提供する電子機器メーカー、キヤノン株式会社は、「多角化」と「グローバル化」を基本戦略に組み込んでおり、76%(連結ベース)もの売上が海外で生まれています。

そんなキヤノン株式会社では、以下のような海外研修を実施しています。

キヤノングローバルマーケティングセールストレーニー制度

新卒の事務系社員を対象に、グローバルに活躍するマーケティング人材育成を目的として実施される研修制度です。

欧米の販売会社と国内それぞれで1年半をかけて実際の販売経験、語学習得といった研修を行い、必要な基礎知識を身につけることができます。

技術者海外留学制度

一定条件の技術者を対象に、研究開発の分野における事業や人材開発のマネジメント人材育成を目的として実施される研修制度です。

主に欧米などの大学の大学院修士課程に留学し、業務にかかわる研究分野を学ぶことができます。

参照:キヤノン株式会社

東レ株式会社

化学・繊維メーカーとして幅広い分野で高機能製品を提供し、世界的なリーダー企業の一つである東レ株式会社。

日本を含む29の国と地域で事業展開を行い、グローバル市場に高機能製品を供給しています。

そんな東レ株式会社も、以下のような制度を実施し、グローバル人材を育成する海外研修に力を入れているようです。

海外若手研修制度

海外にて語学研修を実施したのち、各国の関係会社にて実務研修を行う制度です。

グローバル人材の早期育成を目的として実施されています。

海外一般留学

海外でもトップクラスの大学院へ留学し、専門的な知識と技術およびMBA資格の取得を目指せる制度です。

海外特命留学

世界でも最先端の知識や技術を習得するため、世界トップレベルの大学・研究機関に派遣される制度です。

その他豊富なグローバル研修

上記以外にも、「海外幹部研修」「東レグローバル英語スクール」「グローバルダイバーシティセミナー」「「ビジネス英語強化研修」などさまざまな海外研修を実施しています。

このことからも東レ株式会社のグローバル人材育成への熱意を感じられます。

参照:東レ株式会社

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まとめ

海外研修は語学レベルの向上のみならず、国際感覚や日本では得られない情報や知見を得られることから、多くの企業で導入されています。

一般的な海外研修としては、アメリカや北欧での海外MBA留学・語学留学や、海外拠点への出向などが挙げられます。その他にも、他企業でのインターンシップや新興国でのフィードバックを中心とするものなど、様々な種類があります。費用はプログラムによって異なりますが、3カ月の語学研修をする場合、アメリカで100万円前後、ニュージーランドで60万円前後です。

選抜型の海外研修をする際は、選抜の基準と人選が重要となります。ポイントとなるのは、「多角的な視点での選抜」ならびに「本人の意思確認」です。保有スキル、上長の推薦、日頃のプロセス評価、周囲からの360度評価など、多くの視点を盛り込んだうえで、必ず面接をして意欲や動機を確認し、最終的には自分の意思で参加することを決心したというプロセスを設けましょう。

近年はグローバルリーダー育成の一環として、受け身の座学ではなく「アクションラーニング型」の実践的なプログラムも注目されています。研修効果を高めるために、プログラムを組む際は、Off-JT・OJT・振り返り・アセスメント(診断)を組み合わせた設計をすると良いでしょう。

自社の将来を担っていく人材に海外経験や多様な業務経験を積んでもらう「場」として、海外研修は効果的な手段です。ぜひ目的に合わせたプログラムを取り入れて、自社の目指すグローバル人材育成を実現させましょう。

関連eラーニングコース:コアビジネスパーソンのための「グローバルビジネス対応力」養成コース

[1]グロービス経営大学院 MBAプログラム<https://mba.globis.ac.jp/about_mba/program.html>
[2] Information and Communication Technologyの略で、情報通信技術を意味します。

参考)
・一般社団法人 日本在外企業協会 日系企業における経営のグローバル化に関するアンケート調査(2020年)https://joea.or.jp/wp-content/uploads/survey_globalization_2020.pdf
・スクールウィズ 海外留学に行く人がコロナ初期と比較して約45倍に!コロナ禍で氷河期だった留学業界にも春が到来!https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000021.000015492.html
・留学ジャーナルhttps://www.ryugaku.co.jp/lang/hiyou.html
・グロービス経営大学院 MBAプログラムhttps://mba.globis.ac.jp/about_mba/program.html
・シンガポール留学支援センターhttps://www.heartlink.com.sg/study/
・フィリピン・セブ島の英語学校 3D ACADEMYhttps://3d-universal.com/