企業に属して働いていると、残業代を始めとする賃金支払いや労働条件、育児・介護休業などさまざまな問題に直面することがあります。厚生労働省の発表によると、令和3年度の労働に関する相談件数は124万件にものぼります。健全な労働環境を整えるために、日本では「労働三法」が定められていますが、トラブルが発生するまではあまり意識していない人が多いのではないでしょうか。企業側が正しく法律を理解するのはもちろんのこと、従業員も当事者意識を持ち労働法に関する正しい知識を備えておくことで、「もしも」の時に慌てずに済むかもしれません。
労働法はおもに「労働者を守る」法律です。配置転換、病気やケガが発生した際のルールなどが定められており、企業と従業員の認識にずれが生じないよう、また業務上のイレギュラーが発生した際に対応できるように、従業員も知識を得る必要があります。本コースは労働法務を専門とする五十嵐充弁護士監修のもと、難解に思われがちな法律の学習をクイズ形式にするなど、楽しみながら進められるよう構成されています。また、実際の事例をもとに、注意点や望ましい行動を学ぶこともできます。従業員が労働法の知識を習得し、身近な法律として意識することで、コンプライアンスに留意した健全な労働環境づくりへとつながります。
労働法の主な目的と役割を説明します。また、労働契約や就業規則の基本的なルールと、使用者・労働者双方の役割について解説します。
25分
労働時間や賃金の支払い、有給休暇などについて、労働者を守るための様々なルールを確認します。特に36協定に基づく時間外労働および「同一労働同一賃金」について、一般社員が理解しておくべき内容を詳しく解説します。
40分
転勤や配置転換、業務中のけがや病気、労働契約終了などの場合に適用されるルールについて解説します。
20分
労働法に関連した実際の事件を基にケーススタディを行います。
15分
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※一部カスタマイズ対象外の教材がございます
人材開発のニーズに対応した多様なコースを網羅したカタログです。コースの選定にご利用ください。
教育担当がこっそり開くパーフェクトガイド
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