「楽しく学べる内定者研修で、社会人生活へのモチベーションを高めてほしい」

例年、10月に入ると多くの企業で内定式が行われます。その後、入社までに実施される内定者研修の内容をどうするか、検討中のご担当者も多いのではないでしょうか。

内定者研修は、内定辞退や早期離職を避けるために大変重要なイベントです。

リクルートが2023年に発表した「就職プロセス調査(2024年卒)」[1]では、6月1日時点の内定取得者のうち、2社以上内定を保有している割合は20.7%と報告されています。内定式が行われる10月にかけて、内定辞退はさらに増加するでしょう。内定式後や卒業間近の内定辞退もあり得ます。

また、令和3年の新規大卒者の就職後3年以内離職率は、例年と同様に約3割程度と、無視できない数字です[2]

採用難の中、苦労して獲得した人材の内定辞退や早期離職を防ぐには、入社前の内定者研修で、内定者に「入社が楽しみだ」、「この会社で頑張ろう」と思ってもらう必要があります。

そのために、ぜひ取り入れたいのがグループワークです。同期となる仲間と協力し課題をクリアする作業は、人間関係の構築や業務への不安を軽減し、入社後の社会人生活へのモチベーションを向上させます。

本稿ではグループワークを行うメリットやグループワークの実施方法、楽しみながら学べるグループワークやゲームの種類、グループワークを成功させるポイントなどをご紹介します。ぜひ参考にしてください。

内定者研修の実施状況と内定者のホンネ調査

近年の内定者と企業、それぞれに対して内定者研修に関するアンケート調査を実施いたしました。
その調査結果を基に、研修を通して内定者のエンゲージメントを高めるためのポイントを解説します。

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内定者研修でグループワークを実施すべき理由

グループワークは、内定者研修の目的である「内定者の不安解消」「内定辞退や離職の防止」「社会人としての自覚を持たせる」などの達成に役立ちます。

次項からその理由を見ていきましょう。

社会人としての不安解消、同期との関係性構築に効果的

内定者研修でグループワークを実施すると内定者の不安を解消でき、内定辞退や早期離職の防止に効果が期待できます。

株式会社マイナビが行った「マイナビ 2024年卒 学生就職モニター調査 7月の活動状況」[3]によると、51.0%の学生が、入社予定先を決めたあとに不安になったことがあると回答しました。

このうち、不安が解消されないと回答した64.7%の学生に「もしこうだったら『この会社でいいのか』という不安は解消されたのに」と思うこと」を尋ねると、「不安は解消できないと思う」(23.8%)を除き、以下のような項目が上位となりました。

  1. 待遇面で不満が解消される(22.4%)
  2. その仕事を一生やっていけそうだと思える(18.9%)
  3. 配属部署がある程度わかる(18.5%)
  4. 不安なことについて入社予定先の人と話し合う(18.4%)
  5. 内々定者同士で交流がある(18.0%)

グループワークは内定者同士の交流の機会を作ります。課題によっては、人事部員や先輩社員ともコミュニケーションを取るため互いの人柄がわかり、入社前に不安なことを相談しやすくなります。入社後の人間関係の構築もスムーズです。

課題を業務に関連したものにすれば、仕事についての不安も軽減できます。

グループワークの効果は不安の解消だけではありません。同期の仲間と楽しみながら社会人生活の「お試し」をすることにより、社会人としての自覚も促します。

グループワークは、対面はもちろん、オンライン研修でも効果的に行えます。まず、次項でグループワークの具体的なメリットを確認してみましょう。

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グループワークを行うメリット  

内定者研修でグループワークを行うメリットは以下の四つがあります。

  • 内定者の不安を解消できる
  • 内定者のスキルを把握できる
  • 内定者の協調性や主体性が向上する
  • 企業について理解を深められる

内定者の不安を解消できる

グループワークの一番のメリットは、内定者の不安を解消できる点です。

株式会社ディスコが実施した、2022年卒業者の「内定者フォロー」についての調査[4]において、内定期間中の不安について学生に尋ねたところ、「不安を感じた」と回答した学生は90%に上りました。具体的な不安のトップ3は以下の通りです。

  1. 仕事についていけるのか(59.9%)
  2. 入社後、人間関係がスムーズにいくか(56.6%)
  3. 社会人の生活リズムに慣れるのか(56.3%)

仕事については、例えばグループワークでビジネスゲーム(下記「オンライン研修でもできるグループワーク10選」参照)を取り入れ、実際のビジネスを疑似体験することで不安を軽減できるでしょう。グループワークは内定者同士のコミュニケーションが必須のため、同期と打ち解ける機会を提供できます。

内定者のスキルを把握できる

グループワークはメンバーが協力して課題を解決するため、各々のスキルが明確になります。

議論を進めていくリーダーシップ、議論をまとめる情報整理能力、みんなのサポートをするフォロワーシップなど、それぞれのスキルが発揮されます。

どの能力が一番大切ということではありません。入社前に内定者の優れた、または伸ばすべきスキルが分かると、入社後の配属決めの参考になるでしょう。

内定者の協調性や主体性が向上する

グループワークは、メンバーと協力しなければスムーズに進みません。また、自分の意見をしっかりと持ち、時にはメンバーを説得することも必要になります。

このようなグループワークの特徴から、協調性や主体性の向上が期待できます。

企業について理解を深められる

グループワークの課題を自社の事業や入社後の業務に関連したものにすると、より企業理解が深まります。無理なく自社で働く心構えを養い、安心して社会人生活を始める助けになるでしょう。

可能ならば自社の会議室などで内定者研修を行うと、職場の雰囲気も感じてもらいやすくなります。

■内定者研修にどんなことを求めている?内定者442人に聞きました!
2023年最新!「内定者研修に関するアンケート調査結果」はこちら

グループワークを行う内定者研修の開催方法

グループワークを行う内定者研修の開催方法は、以下の三つがあります。

  • 内定者を自社の会議室などに集めて行うオフライン研修(集合研修)
  • ZoomなどのWeb会議システムを使用したオンライン研修
  • 集合研修とオンライン研修を組み合わせたブレンディッドラーニング

ここではそれぞれの開催方法について詳しく解説します。

オフライン研修(集合研修)

オフライン研修では、企業担当者と内定者が実際に顔を合わせてグループワークを行います。

対面ではオンラインよりも、相手の表情やその場の空気感など得られる情報が多く、より密なコミュニケーションを取りやすいので、内定者同士の交流も深まるでしょう。

ただし、以下の点には注意が必要です。

・遠方から参加する内定者には交通費等の負担がかかりやすい
・参加者と企業担当者の都合が合う日時で会場を準備する必要がある

集合研修の場合は、ぜひオフラインならではの、身体を動かすグループワークも取り入れてみましょう(下記「オフライン研修(集合研修)で取り入れたいグループワーク9選」参照)。

オンライン研修(ZoomなどのWeb会議システムを使用)

グループワークは、ZoomなどのWeb会議システムを用いてオンラインでも実施できます。

オンライン研修をスムーズに実施するポイントは、Web会議システムの機能をうまく使うことです。

主な機能として、参加者を複数のグループに振り分けるブレイクアウトルームや、文書やイラストなどを共有するホワイトボード、アンケート等に使える挙手・投票のなどがあります。

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オンラインでグループワークをする方法 研修向きWeb会議システム5選

オンライン開催のメリットの一つは、動画の録画や共有が簡単な点です。特別な機材の用意は必要なく、録画ボタン一つでグループワークの様子を録画できます。録画した動画を共有機能でメンバーに送付すれば、グループで反省会をしたり、個人で復習したりと活用できます。

動画の共有には、Web会議システムの共有機能のほか、LMS(Learning Management System:学習管理システム)の社内SNS機能を使用する方法もあります。

例えば、当社の統合型LMS「CAREERSHIP®︎」には「ルーム」という社内SNS機能があります。動画の共有だけでなく、受講者間の意見交換ノウハウの共有なども可能で、企業内のソーシャルラーニング(SNSをツールとする学習)を促進する機能となっています。

統合型LMS(学習管理システム)「CAREERSHIP」のルーム機能について詳しく

ただし、オンライン研修では、以下の点に注意が必要です。

・参加者全員に安定した接続環境があるか確認が必要。例えば、PCを所有していない参加者に貸与するなどの対応をしなければならない場合がある。

・当日、スムーズに研修を実施できるよう、Zoom やGoogle Meetなど使用するWeb会議システムの種類と、研修会場にアクセスするためのURLやパスワード等を事前に通知しておく必要がある

・音声や映像にトラブルが発生する可能性がある

ブレンディッドラーニング

ブレンディッドラーニングとは、eラーニングと集合研修を組み合わせた学習方法です。

eラーニングと集合研修、それぞれにメリットとデメリットがありますが、二つを組み合わせると双方のメリットを生かしたまま、デメリットを解消できます。

具体的なやり方としては、例えば、グループワークの課題に関する知識は事前に個人でeラーニングで学習し、集合研修ではグループワークのみを行います。

この方法であれば、対面で学習できる貴重な時間を、すべて実践や内定者同士の交流に使えるため、効率的に内容の濃い学習ができます。

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ブレンディッド・ラーニングとは 研修とeラーニングのうまい組合せ方

内定者研修に取り入れたいグループワーク

ここでは、実際に内定者研修で実施するグループワークの内容を、開催方法別に見てみましょう。

オフライン研修(集合研修)で取り入れたいグループワーク9選

まず、オフライン研修(集合研修)で取り入れたいグループワークを以下でご紹介します。

身体を動かしたり、協力して工作をしたりする、オフラインならではのグループワークで交流を深めましょう。

  • バースデーライン
  • パズルマップ
  • ペーパータワー
  • ストロータワー
  • マシュマロチャレンジ
  • レゴシリアスプレイ
  • ドミノ倒し
  • チャンバラ合戦
  • 脱出ゲーム

・バースデーライン

バースデーラインは、誕生日の早い順に一列に並ぶゲームです。参加者全員で並んでもよいですし、グループに分けて順位を競わせても盛り上がります。

制限時間を設けて完成を目指したり、会話を禁止してジェスチャーのみで並んでみたりと、ルールを設定して難易度を調整するのもよいでしょう。

簡単にできるゲームなので、アイスブレイクにもおすすめです。

・パズルマップ

パズルマップは、道が描かれたパズルのピースを、制限時間までに地図に復元するゲームです。

パズルのピースを参加者に配布したらゲームが始まります。ルールは以下の通りです。

・自分の持っているピースを他人に見せてはいけない
・一度置いたピースは手元に戻してはいけない

自分のピースにどのような道が描かれているかを言葉だけで相手に分かりやすく伝え、また、相手の説明を的確に理解できるかがポイントです。他のメンバーと情報を整理しながらでないと、マップの完成には至りません。

・ペーパータワー

ペーパータワーは、A4用紙30枚のみを利用し自立可能なタワーを作るゲームです。売上や原価という要素を追加すれば、経営シミュレーションも行えます。一般的なペーパータワーのルールは以下の通りです。

・1枚だけ紙を使用できる作戦タイム(5分)と組み立てタイム(5分)で行う
・組み立て後、手を離して10秒倒れなかったらタワー高さを記録する
・タワーの高さは会社の売上として記録する
・使った紙の数は原価として記録する

一番高いタワー(売上)を作ったチームが勝者です。タワーの高さが同じチームがある場合は、使用した紙の枚数(原価)が少ない方が勝ちとなります。

ペーパータワーは、2回戦目の実施もおすすめです。その際はグループごとに1回目の反省の時間を設け、より高くするにはどうしたらよいか話し合いを行ったうえで2回戦目に臨むと、PDCAのサイクルで目標を達成する過程を体験できます。

・ストロータワー

ストロータワーは、ストローを使ってタワーを作り、高さを競うゲームです。ストロータワーのルールは以下の通りです。

・ストロー12本とはさみを用意する
・制限時間15分でタワーを作成する

また、次のルールで行うと、より高度な戦略を必要とする作業になります。

・ストロー200本とはさみ、セロハンテープを用意する
・制限時間を1時間として、作戦会議や試作品づくりの時間を設定する
例)
1. 作戦会議(1)
2. 試作品作り
3. 作戦会議(2)
4. タワー作成(本番)
5. 結果発表
6. 総評・解説

ストロータワーを完成させた後は、思ったように高さを出せなかった原因は何か、一番高いタワーを作っていたグループはなぜうまくいったのかなど振り返りの時間を取ります。

グループ内での話し合いや企業側の担当者のフィードバックによって、チームで作業を進めるコツなどの気付きを得ることができます。

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・マシュマロチャレンジ

マシュマロチャレンジは、パスタとマシュマロを使って作ったタワーの高さを競います。

マシュマロチャレンジのルールは以下の通りです。

・パスタ20本、マシュマロ1個、紐、テープ、はさみを用意する
・制限時間は作戦タイム含め18分
・パスタでタワーを作り、タワーの上にマシュマロを置くor刺す
・テープで足場を固定してはいけない
・マシュマロを切ってはいけない
・パスタ、ひも、テープは切っても貼ってもよい

細く不安定なパスタで自立したタワーを作らなければいけないため、チームメンバーとコミュニケーションを取り、アイディアを出し合いながら作業を進める力を身に付けられます。

・レゴ®シリアスプレイ ®

レゴ®シリアスプレイ®は、マサチューセッツ工科大学で体系化された教育理論「コンストラクショニズム」を基に、レゴ社が開発したチームビルディングのワークショップです。NASAやGoogleなど多くの企業で導入されています。

まず、ファシリテーターが出す抽象的なお題に対して、レゴブロックを使用し各々で作品を仕上げます。お題の例としては、「理想的な職場」、「初めて出会った人と打ち解ける方法」といったものがあります。

作品を仕上げたらグループに分かれ、ブロックの配置の意図やストーリーなどを発表し、その後、質疑応答を行います。

質問と回答を通して自身やメンバーの考えが明確になったり、潜在意識に気付いたりでき、自己分析と他者理解を促進します。

・ドミノ倒し

ドミノ倒しは、グループに分かれて制限時間内にドミノを並べた後、一斉に倒すゲームです。一番長く倒れ続けたグループが勝者となります。

ドミノを並べる前に、ドミノの配置の計画や、役割分担(配置を指示する人、並べる人など)についての作戦会議の時間を設けます。

作戦会議やドミノ配置の作業ではチームワークや集中力を鍛えるほか、試行錯誤の繰り返しによってPDCAサイクルも学べます。改善点を生かすことを学ぶには、ゲームを複数回繰り返すとより効果的です。

また、「部屋の中にあるものなら何を使ってもよい」というルールを設定すると発想力も鍛えられます。

・チャンバラ合戦

チャンバラ合戦は、柔らかいスポンジの刀を使用してチャンバラを行います。

チャンバラ合戦を運営する企業もあります。株式会社IKUSAが提供する「チャンバラ合戦-戦IKUSA-」のチーム戦のルールでは、腕に「命」となるボールを装着し、スポンジ刀で敵チームメンバーの「命」を落とし合い、最後まで生き残った人数の多いチームの勝利となります[5]

アクティブに動き回る体力や、戦略を立てるための頭脳が必要です。メンバーそれぞれの強みを生かしやすく、スポーツならではの達成感も味わえるでしょう。

ただし、広めの場所を用意したり、参加者に動きやすい服装を持参してもらったりと計画的に準備を行う必要があります。

・脱出ゲーム

脱出ゲームは、制限時間内に出口を目指すゲームです。

脱出ゲームは大がかりな仕掛けがないとできないように思えますが、会議室でも実施が可能です。

例えば、ビジネスゲームを展開する株式会社 HEART QUAKEが提供する「脱出ゲーム 緊急出動」[6]では、5~7人で構成される1チームにつき、3×3メートルのスペースがあればゲームができます。

「脱出ゲーム 緊急出動」は、ロープを使って碁盤の目状にマス目を作り、そこをフィールドとします。謎解きをしながら出口の位置と「ドクタートレイン」である人物を特定し、「ドクタートレイン」を出口から脱出させれば成功です。

身体を動かし、楽しみながら交流を深めつつ、コミュニケーション力や論理的思考力を鍛えることができます。

おすすめeラーニングコース:ビジネスパーソンなら知っておきたい「論理的思考力」養成コースについて詳しく見る

オンライン研修でもできるグループワーク10選

続いて、オフラインでもオンラインでもできるグループワークをご紹介します。

  • 謎解き
  • 人狼ゲーム
  • プレゼンテーション型グループワーク
  • クイズいいセン行きまSHOW!
  • ノーカタカナクイズ
  • コンセンサスゲーム
  • ルールライティングゲーム
  • ビジネスゲーム
  • ジェスチャーゲーム 
  • アクティブ・ブック・ダイアローグ

・ 謎解き

謎解きは、ひらめきによって答えが導かれる問題を解くゲームです。言葉遊びや暗号解読といった手軽なものから、脱出ゲームのようなアクティブに楽しめるものまでさまざまです。

本格的な謎解きはオンラインでは難しいように感じますが、例えば、研修・イベントサービスを展開する株式会社IKUSAが販売するオンライン謎解き脱出ゲーム「リモ謎」[7]は、オンラインでも実施可能です。

普段自社で使用しているZoomなどのWeb会議システムを使用するので、専用のアプリ等は必要ありません。

「リモ謎」は、「閉ざされた電脳都市からの脱出」、「燃え盛る本能寺からの脱出」、「終わらないリモート会議からの脱出」など、世界観に没入できる8つのプランが提供されています(2023年8月31日現在)。いずれもメンバー同士で協力し、危機的状況からの脱出を目指すという内容です。

メンバー同士で協力しないと解けない謎が仕掛けてあるため、コミュニケーションが生まれやすくなります。また、リーダーやタイムキーパー、書記など役割分担の様子を観察し、参加者の強みや弱みを把握できます。

・人狼ゲーム

人狼ゲームは、村人チームと人狼チームに分かれて戦う、話し合いを中心とした推理ゲームです。

村人チームは人間のフリをする狼を探し出して村から追放、人狼チームは自分が狼であることを隠しながら村人を襲撃していき、最後に残った人のチームの勝利です。

一般的に、ゲームは昼と夜のターン制で行われます。

昼のターンでは村人チームが話し合い、多数決で人狼と思われる人物を一人、追放します。この際、人狼に騙され村人を追放してしまう場合もあります。夜のターンでは人狼チームが話し合い、村人の一人を襲撃します。このターンをどちらかのチームが全滅するまで繰り返します。

村人は、注意深くメンバーの言動や表情を観察し、誰が人狼か推理しなければなりません。追放する人物を決めるため、自分の意見をわかりやすく説明し、他のメンバーを説得することも求められます。

一方、人狼は追放されないために、自分が人狼ではない理由を論理的にアピールし、村人を騙さなければなりません。観察力や推理力、自己主張、論理的思考力などさまざまな能力が試されます。

・プレゼンテーション型グループワーク

プレゼンテーション型のグループワークは、与えられた課題についてグループで議論し発表するものです。(1)課題解決型、(2)選択型(ディベート)、(3)自由討論型の三つの型があります。

(1)課題解決型

与えられた課題についてグループで解決策を検討します。

課題の例)
「残業時間を減らす方法は?」
「売上が低迷している自社製品を流行させる方法は?」

(2)選択型(ディベート)

ある議題に対して、賛成派と反対派にグループを分けて議論します。自身の意見とは逆のグループに振り分けられる場合もあります。一般的に、勝敗は第三者が判定するか、双方の合意または一方の降参によって決まります。

課題の例)
「週休3日制についてどう思うか?」
「男性従業員も育児休暇を取るべきか?」

(3)自由討論型

課題について自由に議論し、最終的にグループとして一つの回答にまとめます。

課題の例)
「理想の上司とは?」
「あると嬉しい福利厚生は?」

・クイズいいセン行きまSHOW!

クイズいいセン行きまSHOW!は、正解のないクイズです。参加者は数字で回答するルールで、ちょうど真ん中の数字を回答した人が勝者となります。

アナログゲームの創作集団「カワサキファクトリー」を運営する川崎晋氏によって考案されたボードゲームですが[8]、オリジナルのクイズでの実施も可能です。

オリジナルのクイズの例としては、「お金持ちって年間いくら稼いでいる人のこと?」、「オンライン就活に満足している人は全体で何%?」などが考えられます。

参加者の回答の中で真ん中の数字を答えた人がポイントをもらえます。反対に一番大きい数字と一番小さい数字を回答した人は減点されてしまうので、他の参加者がどのように回答するか予想し、真ん中を当てに行かなければなりません。

・ノーカタカナクイズ

ノーカタカナクイズは、参加者の一人にカタカナのお題を提示し、カタカナを使わずにその単語を説明してもらうゲームです。その他の参加者はお題が分かったら挙手して回答し、一番に正解した人が勝者となります。

例えば、お題が「ショートケーキ」であれば、「小麦粉、卵、砂糖などで作る」、「いちごが乗っている」などの説明が考えられます。「生クリームを使う」はカタカナが入っているのでNGです。

取り組んでみると意外と難しく、言語化能力説明力が鍛えられます。

オンラインで行う際は個別チャット(ブレイクアウトルーム機能)を利用すると、特定の人にだけお題を共有可能です。

・コンセンサスゲーム

コンセンサスゲームとは、グループで課題について相談し、全員が納得する結論(コンセンサス)を得るゲームです。そのため、多数決は望ましくありません。正解のない課題もあれば、模範解答が用意されている課題もあります。

例えば、NASAが開発した「NASAゲーム」もコンセンサスゲームの一つです。

NASAゲームは、月面に着陸しようとしている宇宙飛行士が母船から200マイル離れた地点に不時着したという設定で、水やマッチ、ロープ、方位磁針など15個のアイテムの内どれを持って母船へと向かうか優先順位をつけるという内容です。NASAの模範解答[9]とどれだけ近かったかを競います。

NASAゲームのルールは以下の通りです。
・最初に、個人でアイテムの優先順位を考える
・次に、グループとしての優先順位を決定する
・最後に、グループの回答を点数化し、勝敗を決定する

オンラインで行う際は、スプレッドシートを活用するとスムーズに進行できます。例えば、まず、メンバーがそれぞれ優先順位を一斉に記入し、他メンバーの回答を確認します。その後、グループで相談し、グループとしての優先順位を記入すれば、個人とグループの回答が一目瞭然です。

【図:オンラインでNASAゲームを行う場合のスプレッドシート例】

(アイテムの出典:福島県社会福祉協議会「ゲームから問題解決のヒントを学ぶ NASAゲーム解答」,『避難者生活支援・相談センター』, http://pref-f-svc.org/archives/12341 (閲覧日:2023年10月3日))

・ルールライティングワーク

ルールライティングワークは「じゃんけん」、「騎馬戦」など誰もが知っている遊びのルールを書き出してグループごとに発表し、間違っている点を指摘したり不明点を確認したりするワークです。一番正しいルールを発表したグループが勝者となります。

当たり前に知っている遊びでもルールを言語化するのは意外と難しく、いかに分かりやすく説明できるかがポイントです。

なお、十分に関係構築ができていない内定者同士で、指摘する行為に抵抗がある場合もあります。あくまでワークであり、気軽に参加してもらうように伝えましょう。

・ビジネスゲーム

ビジネスゲームは、実際のビジネスを疑似体験するゲームです。

例えば、「人気商品〇〇をさらに認知してもらうためにはどうしたらいい?」など自社の実際のビジネスや、「1本1万円で売れる飲料の企画を立案してください」など架空のビジネス課題で戦略を考えてもらいましょう。

実際の業務で役立つ思考力が身に付くため、内定者研修にぴったりのワークです。

・ジェスチャーゲーム

ジェスチャーゲームは、声を出さずに身振り手振りでお題を表現し、メンバーに伝えるゲームです。お題を当てたメンバーが勝者となります。

オンラインの場合はミュート機能を使用すれば、誤って声を出してしまうことはありません。また、カメラの位置を調整し、全身または上半身のみ、手のみなど、映す箇所を変えれば難易度も調整できます。

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ノンバーバルコミュニケーション(非言語コミュニケーション)とは?効果や具体例

・アクティブ・ブック・ダイアローグ

アクティブ・ブック・ダイアローグは、一冊の本をメンバーで分担して読み、それぞれが担当箇所を要約して発表し、最終的にその本の要約を完成させるワークです。

読解力や要約力、アウトプット力、プレゼン力などが試されるこのワークは、ジグソー法(分担して学習した後、協力して全体像を理解する)の実践方法としても知られています。

メンバー全員が同じ本を読み、共通の知識を持っているため、コミュニケーションが取りにくいとされるオンライン上でもスムーズに議論を進めやすいです。

オンライン開催の場合は、事前に参加者に本を渡しておく、電子書籍の購入を指定するなど早めの準備が必要です。

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グループワークを成功させるポイント・注意点

グループワークを成功させるには、以下のようなポイントと注意点があります。

・事前に目的を伝える
・ 内定者が楽しめる内容にする
・グループワークが苦手な内定者の対策をする
・時間配分を意識する
・オンライン研修は機器や接続環境を確認しておく
・必ず振り返りを行う

事前に目的を伝える

内定者研修の参加者に対して、研修の目的、例えば「内定者同士の交流を深める」、「入社後の仕事のイメージする」などを、研修開始前に伝えておきましょう。

内定者の中には、自分の評価を高めようと研修担当者にアピールしたり、本来の能力以上の働きをしようと無理に頑張ったりする人がいて、本来の人柄や能力を観察するのに支障が出る可能性があります。

頑張る姿勢は大切ですが、内定者研修の目的は良い評価を得ることではありません。参加者にそのことを認識してもらい、力み過ぎずに参加してもらうよう促しましょう。

内定者が楽しめる内容にする

グループワークで大切なのは、内定者が楽しみながら学ぶことです。

グループワークの内容が楽しいと、主体的にワークに参加するようになり学びの質が高まります。

また、内定者は楽しさを提供してくれた企業や研修担当者に対して、ポジティブなイメージを持つようになり、入社後の業務や生活のモチベーションアップにつながります。

なお、オンライン開催の場合、対面よりコミュニケーションがとりにくく、会話や議論が停滞しがちです。主催者が必要に応じてフォローできる体制を作っておくことをおすすめします。

グループワークが苦手な内定者の対策をする

内定者の中にはグループワークに苦手意識を持つ人がいるかもしれません。人見知り、周りに流されやすい、自分の意見を押し付けがちなど、自覚のあり・なしに関わらず、グループワークを苦手とする理由はさまざまです。

このような人も無理なく参加できるよう、内定者研修の担当者は以下のような対策を行うとよいでしょう。

  • アイスブレイクでリラックスした雰囲気作る
  • 発言が少ない人をフォローする(例:「〇〇さんはどう思いますか?」、「〇〇さんの着眼点は素晴らしいですね」など話を振る)
  • 特定の意見に流されず、さまざまな意見を踏まえて結論を出すよう指導する

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アイスブレイクとは 意味とオンライン等シーン別の活用方法をご紹介

時間配分を意識する

グループワークではタイムキーパーを配置し、時間内にワークを終えられるように意識しましょう。

議論が白熱したり、ゲームが盛り上がったりしすぎると簡単に時間をオーバーしてしまうので、注意が必要です。

特にオンライン開催では、以下のような点にも注意を払いましょう。

・チャットを使用する場合は記入の時間も考慮する
・PC画面の見過ぎによる疲労を防ぐため、40~50分に一度休憩を挟む

オンライン研修は機器や接続環境を確認しておく

オンライン研修の場合は、参加者の通信環境を事前に確認しておきましょう。可能であれば事前に通信テストの時間を設け、企業側と参加者、双方の映像や音声に異常がないかチェックすることをおすすめします。

研修当日のスムーズな進行のためだけでなく、「自分だけ接続がうまくいかなかったらどうしよう」という参加者の不安を解消するためにも有効です。

必ず振り返りを行う

内定者研修はその場で楽しみながら学習することも大切ですが、研修後の振り返りも重要です。

研修を終えたら必ずフィードバックを行い、何を学んだか、どう感じたかなどを共有しましょう。また、不安な点はないか改めて確認したり、定期的に内定者と連絡を取ったりと入社までサポートを続けます。

内定者とのやり取りは、メールやslackなどのビジネスチャットのほか、社内SNSも便利です。

例えば、当社の統合型LMS「CAREERSHIP」の社内SNS機能「ルーム」では、受講者間の意見交換、動画の共有などが可能で、研修後のアフターフォローに役立ちます。

統合型LMS(学習管理システム)「CAREERSHIP」のルーム機能⇒詳しくはこちら

内定者研修でグループワークを取り入れている企業の事例

最後に、内定者研修でグループワークを取り入れている企業の事例をご紹介します。

株式会社みずほフィナンシャルグループ

国内メガバンクの一つ、みずほフィナンシャルグループは内定者研修について、以下の課題を抱えていました。

・コロナ禍のため、内定者懇親会をオンラインで開催したいがノウハウがない
・学びだけでなく、内定者同士が楽しみながらつながれるコンテンツが欲しい
・内定者イベントの開催頻度が少ない

同社はこれらの課題を解決するために、株式会社プレライフのチームビルディングサービス「バヅクリ」[10]を導入しました。

バヅクリには豊富なオンラインコンテンツが揃っており、中でも「演劇」、「筋トレ」、「マインドフルネス」は内定者に人気がありました。

オンラインでは時間や住んでいる場所にとらわれず、内定者全員に平等な機会を提供できます。また、対面での内定者研修よりも運営面が効率化され、イベント開催頻度も増やすことができました。

内定者同士が触れ合う機会を多く設けることに成功し、満足できる結果を得たということです。

日本たばこ産業株式会社(JT)

国内で唯一たばこの生産を行う日本たばこ産業株式会社も、コロナ禍のため内定者懇親会はオンラインで開催されました。

同社の内定者懇親会の担当者は、プログラムの内容について以下のような課題を抱えていました。

・内定者同士がお互いをあまり知らない状態で、「謎解き」などのゲームで盛り上がるのは難しい
・初対面だと気後れしてうまく話せない内定者もいるが、会話量を等しくしたい

これらの課題を解決できるグループワークを検討し導入したのは、内定者フォローワークショップの「ツナマル」[11]です。

ツナマルは参加者の「関係構築」がテーマです。自己開示ワーク→相互理解ワーク→協力ワークの3部構成となっています。

ツナマルが持つ以下の特長は、内定者懇親会の担当者が抱える課題をクリアしていました。

・少人数のグループで会話重視のワーク
・話す機会が全員に均等にある
・自己開示と相互理解がメイン

懇親会を終えて「入社が楽しみになった」という学生が多く、「こういう雰囲気の、こういう同期がいるのだったら、楽しく仕事ができそうなので頑張りたい」と言った声もありました。

会社の公式のイベントだからと言って過剰にかしこまらず、自然な空気感で内定者研修終えることができたということです。

内定者研修の実施状況と内定者のホンネ調査

近年の内定者と企業、それぞれに対して内定者研修に関するアンケート調査を実施いたしました。
その調査結果を基に、研修を通して内定者のエンゲージメントを高めるためのポイントを解説します。

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まとめ

内定者研修では、グループワークの実施がおすすめです。

グループワークで同期の仲間と楽しみながら社会人生活の「お試し」をしてもらうことが、内定者研修の目的である「内定者の不安解消」「内定辞退や離職の防止」「社会人としての自覚を持たせる」などの達成に役立ちます。

グループワークは、対面はもちろんオンラインでも効果的に行えます。

内定者研修でグループワークを行うメリットは以下の四つです。

・内定者の不安を解消できる
・内定者のスキルを把握できる
・内定者の協調性や主体性が向上する
・企業について理解を深められる

グループワークを行う内定者研修の開催方法は以下の三つです。

・オフライン研修(集合研修)
・オンライン研修(ZoomなどのWeb会議システムを使用)
・ブレンディッドラーニング

オフライン研修(集合研修)でできるグループワークは以下の通りです。

・バースデーライン
・パズルマップ
・ペーパータワー
・ストロータワー
・マシュマロチャレンジ
・レゴ®︎シリアスプレイ®︎
・ドミノ倒し
・チャンバラ合戦
・脱出ゲーム

オフライン・オンラインどちらでもできるグループワークは以下の通りです。

・ 謎解き
・人狼ゲーム
・プレゼンテーション型グループワーク
・クイズいいセン行きまSHOW!
・ノーカタカナクイズ
・コンセンサスゲーム
・ルールライティングゲーム
・ビジネスゲーム
・ジェスチャーゲーム 
・アクティブ・ブック・ダイアローグ

グループワークを成功させるポイント・注意点は以下の通りです。

・事前に目的を伝える
・内定者が楽しめる内容にする
・グループワークが苦手な人の対策をする
・時間配分を意識する
・オンライン研修は機器や接続環境を確認しておく
・アフターフォローも欠かさない

内定者研修でグループワークを取り入れている企業を二社ご紹介しました。

・みずほフィナンシャルグループ
・日本たばこ産業株式会社(JT)

内定者の不安を解消し、入社後の業務や人間関係にポジティブな印象を持ってもらうため、内定者研修ではぜひグループワークを実施してみてはいかがでしょうか。

Q. 内定者研修の内容は何ですか?

A.内定者研修ではグループワークがおすすめです。オフライン研修(集合研修)はもちろん、オンライン研修であっても、ZoomなどWeb会議システムの機能を活用してさまざまなワークが可能です。事前にeラーニングで知識を学び、集合研修でグループワークを行うブレンディッドラーニングも効果的です。

Q. 研修でグループワークをする目的は何ですか?

A. 内定者研修でグループワークを行う一番の目的は、内定者同士の交流を深め、協調性を高めることです。グループワークは、入社後の実際の業務やビジネスの流れをイメージしてもらうにも役立ちます。

Q. 研修でグループワークをするときはどんな種類がありますか?

A.オフラインではペーパータワーやマシュマロチャレンジ、チャンバラ合戦など、身体を動かすものがおすすめです。オンラインでもできるものとしては、謎解きやコンセンサスゲーム、ジェスチャーゲームなどがあります。

[1] 株式会社リクルート「就職プロセス調査(2024年卒)「2023年6月1日時点 内定状況」」,https://shushokumirai.recruit.co.jp/wp-content/uploads/2023/06/naitei_24s-20230608.pdf(閲覧日:2023年8月27日)
[2] 厚生労働省「新規学卒就職者の離職状況を公表します」,mhlw.go.jp/stf/houdou/0000177553_00004.html(閲覧日:2023年8月27日)
[3] マイナビ キャリアリサーチLab 「2024年卒 学生就職モニター調査 7月の活動状況」, https://career-research.mynavi.jp/reserch/20230828_56705/ (閲覧日:2023年10月6日)
[4] DSICO「調査データで⾒る「内定者フォロー」-2022年卒調査-」, https://www.disc.co.jp/wp/wp-content/uploads/2022/08/naiteisyasupport202208.pdf(閲覧日:9月17日)
[5] 株式会社IKUSA「チャンバラ合戦のルール」, https://tyanbara.org/business/rule_tyanbara/ (閲覧日:2023年8月31日)
[6] 株式会社ハートクエイク「脱出ゲーム 「緊急出動」」, https://heart-quake.com/game/emergency.php (閲覧日:2023年8月31日)
[7] 株式会社IKUSA「リモ謎」, https://ikusa.jp/service/remote-work-mystery(閲覧日:9月17日)
[8] KASAWAKI FACTORY「クイズいいセン行きまSHOW!(2014Ver.)」,https://www.kawasakifactory.com/quiz-iisen-14(閲覧日:9月17日)
[9]福島県社会福祉協議会「ゲームから問題解決のヒントを学ぶ NASAゲーム解答」,『避難者生活支援・相談センター』, http://pref-f-svc.org/archives/12341 (閲覧日:2023年10月3日))
[10] バヅクリ「バヅクリとは」,https://buzzkuri.com/about(閲覧日:9月17日)
[11] 立教大学経営学部 中原ゼミナール、株式会社ダイヤモンド社「Z世代のZ世代によるZ世代のための内定者フォローワークショップ」,https://jinzai-lp.diamond.co.jp/rp/prospective-employee-workshop/(閲覧日:9月17日)

参考)
バツクリHR研究所「内定者研修で使えるグループワークとは?企画のポイントやオンラインでの事例も紹介」,https://buzzkuri.com/columns/follow/1782/(閲覧日:2023年8月28日)
ビジネス研修.com「内定者研修のグループワークにおすすめ!ネタ15選【オンライン・オフライン別】」,https://business-game-training.com/column/2620/(閲覧日:2023年8月28日)
HEART QUAKE「【2023年度版】内定者研修・懇親会で使えるグループワークゲーム13選」,https://heart-quake.com/article.php?p=1509(閲覧日:2023年8月28日)
IKUSA「内定者研修でおすすめのグループワークの内容とは?企画するメリットとオンライン事例も紹介」https://ikusa.jp/2020062310600#i-5(閲覧日:2023年8月28日)
ビジメシ「内定者懇親会で使えるグループワーク21選!オンライン・オフラインそれぞれ紹介」,https://biz-food.com/column/2260(閲覧日:2023年8月28日)
DIAMOND online「JTの内定者懇親会が教えてくれる、内定者同士の“つながり”の大切さ」,https://diamond.jp/articles/-/316499?page=6(閲覧日:2023年8月28日)
バツクリ「「バヅクリ」で内定者同士のつながりを創り、入社前の不安を解消
金融っぽさ、堅苦しさをなくしたイベントを」,https://buzzkuri.com/cases/4(閲覧日:2023年8月28日)
謎解きコンシェルジュ.com「社員研修にも使える!簡単に実施できてチームワークが強化できるおすすめゲーム20選」,https://nazotoki-concierge.com/column/team-building/20190723200/(閲覧日:2023年9月17日)
ビジネスゲーム研修.com「内定者研修のグループワークにおすすめ!ネタ15選【オンライン・オフライン別】」,https://business-game-training.com/column/2620/(閲覧日:2023年9月17日)
アチーブメントHRソリューションズ「ジグソー法とは?アクティブラーニングの実践方法を紹介」,https://achievement-hrs.co.jp/ritori/jigsaw-method/(閲覧日:2023年9月17日)
アーティエンス株式会社「内定者研修が面白いとモチベーションや学びの質が向上する!?「面白い」要素の取り入れ方とは」,https://artiencecorp.com/column/articleID=11494/(閲覧日:2023年9月17日)
共育塾「オンライン研修を成功に導くコツ・注意点とは」,https://www.gaiasystem.co.jp/human/column/onlinekenshu_seikou/(閲覧日:2023年9月17日)