内定者研修とは?目的や実施すべき内容、成功のための設計ポイント
「内定者研修でいろいろやりたいけど、ハード過ぎて学生が辞退してしまうことは避けたい。」
これは、新卒採用担当者のほぼすべてに当てはまる本音だと思います。
そこで今回は、学生が内定者研修にどのようなことを希望しているのか、アンケートをもとにした学生の本音を取り上げます。そのうえで、早期戦力化を図る内定者研修カリキュラムを設計する方法をご紹介します。
ぜひこの記事を参考にあなたの会社の内定者研修の内容を見直して、採用担当者・現場・内定者の板挟みから抜け出せる満足度の高い研修を設計してください。
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内定者研修とは
内定者研修とは、企業が採用内定を出した人材に対して、入社までの期間に実施する研修です。
内定者研修の目的
内定者研修の主な目的は以下の2つです。
- 内定者の不安を払しょくし、内定辞退を防ぐ
- 入社後の活躍に繋がる知識やスキルを習得させる
内定者の不安を払しょくし、内定辞退を防ぐ
内定者研修の一つ目の目的は、内定者の入社に対する不安を解消し、安心して入社してもらうことです。
ライトワークスが2023年に実施した「内定者研修の実施状況と内定者のホンネ調査」では、内定者は「仕事をできるようになるか」(49.5%)、「この会社に入社を決めてよかったのか」(31.4%)「期待されている成果を出せるのか」(26.0%)などに不安を感じていることが分かっています。
内定後に不安を感じたこと
上記からは、学生が自身の能力についての不安に加え、入社に対する迷いを感じていることがわかります。こういった不安を感じている状態で企業側からのフォローが不十分だと、内定辞退などに繋がる可能性もあります。そのため、内定者フォローの一環として研修を実施することが効果的だと考えられます。
入社後の活躍に繋がる知識やスキルを習得させる
二つ目の目的は、入社に向けて役立つ知識やスキルを習得させることです。
前述した「内定者研修に関する調査結果」では、内定者研修を実施した企業の半数以上が「ビジネスパーソンとしてのマインドセット」「ビジネスマナーなど社会人基礎知識の習得」など、知識・スキルの教育を実施していたことがわかりました。
内定者研修の実施内容(複数回答)
このことから、多くの企業が社会人になるために必要な学びを内定者研修で実施すべきと考えていることがわかります。また、こうした内容を内定者研修に組み込むことは、内定者が抱える「仕事をできるようになるのか」という不安を取り除くことにも繋がります。
自分が入社する会社に関する知識を事前に学んでおけば、入社後の新人研修や現場への配属にスムーズに繋げていくことができるでしょう。
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内定者研修のメリット
内定者研修を実施することで、企業には以下のようなメリットがあります。
- 新入社員の早期戦力化
- 内定辞退や退職を防ぎ、モチベーションを向上させる
- 企業のイメージ向上
新入社員の早期戦力化
内定者研修で業務知識や社会人としての基礎スキルを事前に習得することにより、新入社員が早期に戦力となることが期待できます。
内定辞退や退職を防ぎ、モチベーションを向上させる
内定者研修を通じて企業文化や業務内容を理解することで入社後のミスマッチを減らし、内定辞退や入社後すぐの退職を防ぐ効果があります。また、研修を通じて入社後に自分が働く姿をイメージしたり、同期とのコミュニケーションの機会をつくることで、不安解消やモチベーション向上にも繋がります。
企業のイメージ向上
内定者研修で充実した研修プログラムを提供することにより、企業の教育体制が整っていることをアピールでき、企業イメージの向上に繋がります。
内定者研修のスケジュール
内定者研修のスケジュールは企業によって異なりますが、10月の内定式以降に開始される場合が多くなっています。そのため、入社前年度の10月から入社までの期間で計画的にスケジュールを設定することをおすすめします。
しかし、インターンとしての社内アルバイトなどをより早期から始めておくことで長期的な関係性構築が可能となります。内定者の希望があれば、個別に研修を始めておくことも効果的になるでしょう。
また、研修開始初期に内定者同士や社員との関係性を築けるプログラムを実施しておくことで、その後の研修内でのコミュニケーションも活発になり、内定辞退防止にも繋がります。
内定者研修の理想的な頻度は「月1回程度」が最多
ライトワークスが2023年に実施した「内定者研修に関する調査結果」では、内定先との接触頻度について「月1回程度がちょうど良い」とする回答が23.8%と最も支持を集めました。
内定先との接触頻度は、どれくらいがちょうど良いか(単一回答)
連絡があったほうが良いという回答では、次に2・3ヶ月に1回程度(19.9%)、月2・3回程度(17.6%)という順になっています。一方で、「入社まで特に連絡はいらない」という回答も19.5%となりました。約8割の回答は適宜連絡があったほうが良いとのことでしたが、あまりに少ないと内定者に不安を与え、多すぎると煩雑さを感じさせてしまいます。
入社前から多くのことを知ってほしいという思いがあっても、月1回程度の実施をベースに検討すると、内定者が負担を感じにくくなるでしょう。
内定者への接触頻度、希望と実際にはギャップがある?内定者442人・人事172人に聞きました! ⇒ 「内定者研修に関するアンケート調査結果」はこちら
内定者研修は違法になる?
「内定」の性質は「入社予定日を就労開始日とする解約権留保付きの労働契約(雇用契約)」と解釈されています。つまり、内定者には、入社予定日までの期間は、就労を開始しなければならない労働契約上の義務が発生していないということです。
内定者研修を行うこと自体は違法ではありませんが、参加を強制したり内定者が不利益となるような行為を行った場合は違法になる可能性があり、注意が必要です。具体的には、以下のような行為です。
- 内定者研修への参加を強制する
- 就職活動を防止するために内定者研修を行う
- 業務を行う、または業務に関連する研修を行っているにも関わらず、賃金を支払わない
よくあるのが、内定者研修への参加を半強制的に促すことで他の企業への就活を妨害する、いわゆる「オワハラ」です。内定辞退は労働者の権利であり、「退職の自由」として保障されているため、就職活動を終了させるよう仕向けることは違法とみなされます。
また、労働契約を取り交わしていない状態でも、業務を行うと賃金が発生します。実際に業務を行っていなくても、業務上必要な知識や技術を習得するための研修に参加させた場合、企業側に給与の支払い義務が発生するケースがあります。
内定者研修の実施形式
内定者研修の実施形式には、大きく分けて集合研修とeラーニングがあります。企業に対する調査では、内定者研修の実施形式として「集合研修」(60.5%)「オンライン研修」(59.7%)がほぼ同率となりました。
「eラーニング」での実施は40.3%で、過去の調査結果と比較すると、より多くの企業でeラーニングによる内定者研修が実施されているという結果になりました。集合研修やオンライン研修と比較するとやや低い割合ですが、eラーニングによる内定者研修も普及していることがわかります。
内定者研修の実施形式
内定者研修に最適な実施方法は、研修の内容によっても異なります。それぞれにメリット・デメリットがあるため、内容に合わせてさまざまな実施方法を検討してみましょう。
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内定者研修で実施すべきプログラム
内定者研修では、目的に合わせて以下のようなプログラムの実施が検討されます。
内定者・社員とのコミュニケーションや連帯感を高める
内定辞退や早期離職を防ぐために、共に働く仲間との関係性を深めることは大変重要です。内定者にも強く希望されているため、実施したほうが良い部分といえるでしょう。
実施する内容としては、以下のような施策が挙げられます。
- 人事担当者との定期連絡・近況報告
- メンター・チューターとの面談
- 社内行事やイベントへの参加
- 内定者同士の懇親会や交流会
- 社員との懇親会や交流会
- 集合研修
- グループワーク
- 内定者SNS
- 内定式
会社に関する知識を習得する
入社前に自分が働く職場や仕事についての知識を身につけます。早期活躍のためにも事前に会社について把握しておくことは大変有用でしょう。また、イメージとのギャップを埋めることで早期離職の可能性を下げることにも繋がります。
実施する内容としては、以下のような施策が挙げられます。
- 社内報やPRマガジンの送付
- インターン(社内アルバイト)
- 職場や工場などの現場見学
社会人としてのスキルや知識、心構えを身につける
入社後スムーズに配属先での仕事をキャッチアップできるよう、社会人として求められることを身につけるという目的です。「内定者研修」と聞くと、こういった内容をイメージする方が多いかもしれません。
企業側だけでなく、内定者も自信を持って社会人生活をスタートしたいと考えている方が多いため、双方にメリットがある内容を設定することが重要です。
- ビジネスマナーやビジネススキルの習得支援
- 課題図書などの感想文・レポート提出
- セミナーや講演会への参加
- 資格取得・語学学習支援
その他にも、新聞やビジネス雑誌の購読なども内定者研修で行う施策の候補に挙げられます。
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内定者の希望から考える、内定者研修を成功させるポイント
内定者研修を設計する際は、企業と内定者双方の目的を意識することが重要です。しかし実際は、そのような研修を実現できていない企業も少なくありません。ここでは内定者を対象とした調査を元に、内定者研修を成功させるポイントについて解説します。
7割の内定者(学生)は「内定者研修があって良かった」と感じている
「内定者研修に関する調査結果」では、実際に就職先の内定者研修に参加した学生のうち、約7割が「内定者研修があって良かった」と回答しています。
内定者研修があって良かったと感じるか(単一回答)
内定者研修があってよかったと感じた理由については、「入社後の仕事についてイメージできたから」という回答が56.5%で最多となり、「社会人として必要な知識やマナーが身についたから」が42.0%、「入社後に活かせるスキルが身についたから」が34.8%となっています。内定者研修に参加したことで、業務に繋がる知識を得られたことを良かったと感じている内定者が多いようです。
また、「内定者同士や先輩社員とコミュニケーションをとれたから」という回答も53.6%と過半数が選択していました。
内定者研修があったことを良かったと感じた理由(複数回答)
内定者研修はスキル習得という面だけではなく、入社後に共に働く仲間との関係性構築という点でも有用なようです。
内定者が企業に求める「3つの欲求」
株式会社マイナビの「2022年卒 学生就職モニター調査調査」を見ると、学生には「繋がりたい」「知りたい」「自信を持ちたい」という3つの欲求があることが推察されます。
学生が企業に求める「3つの欲求」
内定者や先輩社員と「繋がりたい」
内定者研修を通して内定者(内々定者)同士や、先輩社員や人事担当者との人間関係を深めたいという希望です。この希望を満たすことで、入社前から共に働く仲間や企業に対して親しみをもつことができます。社内での心理的安全性も醸成することができるでしょう。
会社や仕事について「知りたい」
入社して働く予定の職場や、どんな仕事をすることになるのか、自分が将来どうなっているのかについて知りたいという希望です。内定者研修で会社や仕事についての事前知識をつけておくことで、入社後のギャップを小さくし、「こんなはずでは」と感じてしまう可能性を減らすことができます。
入社する前に「自信を持ちたい」
入社後、スムーズに仕事が始められるように社会人として必要な知識や、入社後に有利になるような資格・スキルを身につけて自信を持ちたいという前向きな希望です。また、自分がこの会社を選んだことが正しかったか自信を持ちたい、と考える内定者もいるようです。
学生が持つこれらの希望を満たす内容としては、例として以下のような研修プログラムが考えられます。
内定者の欲求 | プログラム例 |
---|---|
繋がりたい | ・人事担当者やメンターとの連絡・面談 ・社内行事・イベントへの招待 ・内定者同士や社員との交流会・懇親会 ・集合研修やグループワーク |
知りたい | ・企業理念や経営陣からのメッセージ ・社内報など資料の配布 ・職場や自社工場などの現場見学 ・内定者インターン |
自信を持ちたい | ・課題図書などのレポート ・セミナー・講演会 ・ビジネスマナーやOffice系ソフトの研修 ・資格取得や語学学習の支援 |
「知りたい」「自信を持ちたい」を満たす施策は不足しがち
前述のマイナビの調査では、内定者懇親会や人事担当者との面談など、学生の「繋がりたい」欲求を満たす施策は多くの学生が希望し、実際に内定先の企業から受けています。
しかし、働くリアルを聞ける先輩社員との懇親会や職場見学、研修や社内報の送付など、学生の「知りたい」「自信を持ちたい」を満たす施策は、希望する学生が少なくないにもかかわらず、十分には実施されていないのが現状です。
状況に応じてオンラインを希望する声も
コロナ禍が落ち着いて対面の研修に戻す企業が増えている一方、内定者からは「内定者研修の出社が負担だった」「オンラインと対面どちらかを選べるようにしてほしい」といった声も挙がっています。
内定者研修を成功させるポイント
上記の内容から、改めて内定者研修を成功させるポイントをまとめると以下のようになります。
- 内定者研修ではスキル習得だけではなく、入社後に共に働く仲間との関係性構築も意識すること
- 学生の「知りたい」「自信を持ちたい」という希望を満たす施策を取り入れること
- 対面とオンラインを使い分けて研修を実施すること
これらを意識することが、満足度の高い内定者研修を設計するうえで必要と考えられるでしょう。
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内定者研修の設計の仕方
内定者研修の設計方法はさまざまですが、ここではインストラクショナルデザインに基づいた方法をご紹介します。インストラクショナルデザインとは、それぞれの環境において、最も効果的かつ効率的な教育を設計・開発するための方法論です。
インストラクショナルデザインはADDIEプロセスと呼ばれる5つのステップで行われますが、この章ではA(Analysis: 分析)とD(Design: 設計)に相当する制作手順を説明します。効果的かつ効率的な教育の設計には不可欠な要素です。
現場の声をヒアリングし、育成目標を設定する(分析)
新入社員を早期戦力化するには、育成目標の設定が重要です。そのためには、どのようなスキルや知識が必要となるのかを現場担当者からヒアリングすることが大切です。
例えば、営業の現場で「顧客に製品の提案ができるようになることが必要」という要件がある場合、「製品知識や提案資料作成のためのスキル」「正しい敬語の知識、名刺交換のやり方」などが必要になります。
海外の顧客への営業であれば、外国語の習得や異文化理解なども必要かもしれません。
求める新入社員像を具体化できたら、そこから逆算して
現場ではどういう教育ができるのか
↓
新入社員研修ではどういう教育が必要なのか
↓
内定者研修ではどういう教育が必要なのか
とブレークダウンしていきます。
ブレークダウンしていくと、最下層の内定者研修で身につける知識やスキルは往々にして多くなりがちです。そこで、企業目線で内定者に教育したい知識やスキルのうち、学生のニーズや関心が高いものを優先度「高」とします。優先度の高いものは内定者研修で実施し、そうでないものは新入社員研修の序盤のカリキュラムに含めましょう。
内定者が「あって良かった!」と感じるのはどんな研修?内定者442人に聞きました! ⇒ 「内定者研修に関するアンケート調査結果」はこちら
研修の実施要件を定める(設計)
研修の目的と内容が決まったら、個々の研修の実施要件を具体的に定めます。このときに5W1Hのフレームワークを活用すると、目標を定めやすくなります。
対象者(Who)
「誰のための研修なのか」を定めます。例えば、「内定者全員」、「特定部署に配属予定の内定者のみ」などです。
テーマ(What)
内定者の興味関心を高め、参加意欲を向上させるために、わかりやすく具体的なテーマを定めます。
実施時期(When)
実施順序、内定式の前か後か、内定者の大学生活のスケジュールなどを加味して決定します。
会場(Where)
本社や現場の近くで研修を開催すれば、働くイメージが湧きやすくなります。eラーニングで行う場
合、移動時間や交通費のコスト削減になります。
目的(Why)
企業目線だけでなく、内定者目線での研修の目的も定義しましょう。内定者目線の目的を伝えることで、目的意識を持って研修に取り組ませることが可能となります。
方法(How)
集合研修や合宿、eラーニングや通信教育などがあり、それぞれにメリット/デメリットがあります。
研修内容や内定者の負担を考慮して、それぞれに合った研修の方法を選択しましょう。
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内定者研修におすすめのeラーニングコース
ライトワークスでは、内定者研修に適したeラーニングコースをご提供しています。
テーマに沿った教材が集約され、定額で1年間何度でも受講できるeラーニングコースとなっているため、「内定者研修をeラーニングで実施したいけれど、プログラムを考える時間がない」「コストとリソースが限られている中でも内定者研修のeラーニング化はできる?」などのお悩みも解決します。
フレッシャーズ「社会人基礎力」養成コース
本コースでは、社会人として最低限知っておきたい「一般常識」「政治・経済」「歴史」「文化」「時事問題」などについてゲーム・スタイル・ラーニングで学ぶことができます。ゲーム感覚で楽しみながら学ぶことで、知識のインプットだけではなく、日常会話に取り入れやすい形で身につけることができます。
教材一覧
- クイズで学ぶ「一般常識」
- クイズで学ぶ「政治・経済のキホン」
- クイズで学ぶ「社会のキホン」
- クイズで学ぶ「文化・スポーツのキホン」
ビジネスパーソンなら知っておきたい「ビジネス基礎力」養成コース plus+
本コースでは、そんな若手社会人が抱えがちな課題に合わせたeラーニングコンテンツを網羅しています。「タイムマネジメント」「チームワーク」「ビジネスマナー」「ビジネス文章」「目標管理」「品質管理」のカリキュラムから、ビジネスの基礎力をつけることを目指します。内定者/新入社員のうちに基礎を固めることで、配属後のスムーズな業務理解や将来の能力開発の土台づくりにも繋がります。
教材一覧
- チームワーク
- 目標管理
- ビジネスマナー
- ビジネス文書
- 品質管理入門
- 30分でわかる! テレワークの基本
ビジネスパーソンなら知っておきたい「ビジネス基礎力」養成コース plus+について詳しく見る
Microsoft Officeを極める!「Microsoft Office2019 Excel」スキルアップコース
本コースでは、初心者向けの基礎的な知識・操作から応用的な操作方法までを網羅的に学習することができます。
具体的にはセルの入力方法や塗りつぶし、印刷方法、大量のデータを扱う際の効率的な操作方法、データからグラフを作成する方法、関数(vlookupやrounddownなど)を使用した計算、編集がさまざまな条件でできるようになります。その他、ピボットテーブルやマクロ機能などの便利機能を使った操作も学習することができます。
教材一覧
- Microsoft Excel 2019 エントリー
- Microsoft Excel 2019 ベーシック
- Microsoft Excel 2019 アドバンス
Microsoft Officeを極める!「Microsoft Office2019 Excel」スキルアップコースについて詳しく見る
まとめ
内定者のニーズを的確にとらえた内定者研修ならば、多くの内定者が意欲的に参加します。内定者のニーズの根底には「繋がりたい」「知りたい」「自信を持ちたい」という3つの欲求があるので、研修を企画する際には、これらの欲求を満たすようなカリキュラムを組み立てることが大切です。
現場からは「新入社員の早期戦力化」を求める声が挙がりますが、研修が会社からの一方的な押し付けとなってしまっては、内定者に不満が募りますし、内容によっては違法とみなされるケースもあります。それを避けるためには、会社が学ばせたいものの中で、内定者の欲求に合致するものから優先順位をつけて自発的に学びたくなる研修メニューをつくることが大切です。また5W1Hのフレームワークに当てはめると、研修が設計しやすくなります。
ぜひこの記事を参考に、あなたの会社の内定者研修を「内定者の本音に寄り添った、内定者が自ら参加したくなる研修」にしてみてはいかがでしょうか。
<参考>
・マイナビ2022年卒学生就職モニター調査 7月の活動状況(マイナビ)
https://career-research.mynavi.jp/wp-content/uploads/2021/08/monitor2022_6.pdf
・弁護士法人浅野総合法律事務所 入社前研修は違法?無給の内定者研修を拒否する方法について解説
https://roudou-bengoshi.com/saiyounaitei/388/
・東京都労働産業局 就活必携・労働法 知っておきたい法律と相談窓口
https://www.hataraku.metro.tokyo.lg.jp/shiryo/zenbun%28shukatsuhikkei%29.pdf
・弁護士法人みらい総合法律事務所 内定を取り消すことができる場合とは?
https://www.mirailaw.jp/knowledge/875/
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